
事業内容
大電工業は、舞台・放送・工場・物流など、社会のさまざまな現場を「止めない」「誤らない」ための 制御システムを設計・製作する制御エンジニアリングメーカーです。 表には出ない制御技術で、産業と文化の両方を静かに支えています。
大電工業の事業領域
当社の事業は、大きく4つの領域で構成されています。
| 領域 | 主なフィールド | 役割 |
|---|---|---|
| 舞台装置・放送の演出制御 | 劇場、コンサートホール、テレビスタジオ など | 舞台装置・照明・昇降設備などの安全かつ正確な制御 |
| 工場・物流ラインの自動化制御 | 自動車関連工場、物流センター、新聞社の搬送ライン など | 生産・搬送ラインの自動化と安定稼働のための制御 |
| 制御盤・制御ハードウェア製作 | 各種産業機械、プラント設備 など | オーダーメイドの制御盤設計・製作・検査 |
| 制御ソフトウェア開発 | PLC・タッチパネル・監視システム など | 制御ロジックの設計とHMI(操作画面)の構築 |

舞台装置・スタジオ設備の制御システム
劇場やコンサートホール、テレビの公開スタジオなどで使用される、 舞台装置や照明設備の制御システムを設計・製作しています。 舞台の昇降設備や幕、照明の点灯・調光など、人が乗る・人が集まる環境だからこそ、 高い安全性と信頼性が求められる領域です。
主な対象設備
- 舞台装置操作卓・調光操作卓
- 舞台機構(昇降ステージ、迫り、回り舞台 など)
- スタジオ・ホールの照明制御設備
技術的な特徴
- 安全規格に基づくフェイルセーフ設計
- 複数設備(照明・舞台機構)の連動制御
- オペレーターが操作しやすい制御卓インターフェース設計
納入先は、国内の公共放送局や民間テレビ局、大規模ホール・劇場など全国各地に広がっています。

工場・物流ラインの自動化制御
自動車関連工場や物流センター、新聞社の搬送ラインなど、 年中無休で動き続ける現場の自動化制御システムを設計・製作しています。 生産効率だけでなく「止まらないこと」「安全に動き続けること」が重要視される、 社会インフラに近い領域です。
主な実績フィールド
- 自動車部品工場の組立・搬送ライン
- 物流倉庫・配送センターの仕分けライン
- 新聞社の搬送・梱包設備
扱う主な技術
- PLC を用いたシーケンス制御設計
- 各種センサ・アクチュエータの制御
- フィールドネットワーク(産業用ネットワーク)の構築
国内の大手メーカーや流通・物流企業を中心に、全国の生産現場・物流現場で当社の制御技術が稼働しています。

制御盤・制御ハードウェア製作
現場で制御を実現する「ハードウェア」として、制御盤・操作盤・監視盤などを設計・製作しています。 回路設計から盤組立、配線、出荷前検査まで一貫して社内で対応し、現場での据付・試運転にも技術者が立ち会います。
主な製作品目
- 搬送ライン用制御盤・操作盤
- 舞台・照明制御用操作卓
- 各種プラント向け監視盤・制御盤
工程
- 電気設計(回路設計・結線図作成)
- 盤筐体への機器実装・配線作業
- 通電試験・動作確認・品質検査

制御ソフトウェア(PLC・タッチパネル)開発
現場の設備を動かすための「頭脳」として、PLCプログラムやタッチパネル画面、 監視システムなどのソフトウェアを開発しています。 現場での使い勝手や安全性を踏まえながら、制御ロジックをゼロから設計するのが特徴です。
開発対象
- PLCプログラム(LD、FBD、ST など)
- タッチパネル/HMI の画面設計
- 設備監視・アラーム通知システム
特徴
- ハードウェア設計・盤製作と一体となった一貫開発
- 現場での試運転を通じたチューニング・最適化
- 長期稼働を前提とした保守性・拡張性の確保

エンジニアの仕事の流れ
大電工業のエンジニアは、「設計だけ」「製造だけ」ではなく、 要件の確認から設計・製作・試運転まで、一連のプロセスに関わります。
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1. 要件ヒアリング・仕様検討
顧客の要望や現場条件を確認し、必要な制御内容や安全要件を整理します。
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2. 設計(電気・ソフト)
電気回路設計、PLCシー ケンス設計、タッチパネル画面設計などを行い、図面やロジックに落とし込みます。
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3. 製作・組立・社内検査
制御盤の組立・配線、プログラムの書き込み、社内での通電試験・動作確認を実施します。
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4. 現地試運転・調整
納入先の現場で実際に設備を動かしながら調整を行い、安定稼働まで責任を持って立ち会います。

事業を通じて身につく力
- 産業と文化を「止めない」ための制御技術
- 電気・制御・情報の知識を現場で活かす実装力
- お客様や現場担当者と向き合うコミュニケーション力
- 一つの設備・ラインを最初から最後までやり切る遂行力